全日本選手権初日

EM:
4*3km
身体を起こして神経を起こす感じで。だいぶ硬かったか。もっとリラックスできるといいんだが、きっとリラックスの仕方が分からないんだと思う。
だから、「リラックス」っていうより、「コアに集中」とか「大きく使う」とかの方が聞くんじゃないかと思う。

一日中:学連@START
超久しぶりのスタート。いろんな人のスタートが見れるのは勉強になる。でも、そこで見て取れる肝心の「艇を動かす」っていうのが難しいんだよなぁ…
物理的には同じ力が働いているのだから、問題はそれを活かすことのできるテクニック(体の使い方も含めて)があるかないか。
それは分かってるんだが…なかなか出来るようにはならないね。ハイレートの一押しと一緒で、これも漕ぎ出し一本からの技術なんだろう。

で、基本的に見なきゃいけないレースはチャリ伴させてくれた。当然だが、俺なんかいなくても回るから楽だ。後は少し楽しい学連にするためのアドバイスができればそれでいいや。

2-:京都にやられて2着。敗復回り。
最初からいい感じで飛ばしていた。が、如何せん硬い。とにかく硬くて、艇とつながれている感じがない。当然落ちてくるのも速い。
で、スタートはゆったりだったが、しっかりと艇と繋がって、しっかりと押す。そして落ちてくるところで追い上げて差す。こういう狙いで着ていた京都にラストでバサッとやられた。
これ自体への反省ももちろん必要なんだが、やっぱり「FAへの行き方をしっているチーム」と、「知らなかったチーム」の違いがこういうところに出てきていると思う。
結果的にこういうレースが出来たって言うことはインカレエイトの準決勝や今日の4*もあるんだが、狙ってこれをやろうとしたことはうちのチームでは基本的にない。と、思う。
うちで「ゆったりといって・・・」ってやるとたぶんだけど、落ちっぱなしのレースになる。そういう粘り強い練習をしてきたのかどうかっていうところに帰着するのかもしれないが、そういうチームになっていけばいいと思う。

4*:一位抜け。
日体大をラストで差しての最高のレース。
レースアップは本当に不安にさせられる硬さだったが、スタートしたらなんだかいい感じ。リラックスしてそれなりにしっかりと押せてる。
で、スパートからの落ちたところでトヨタと日体に行かれて、一番はなれたところでは日体と1艇身ほどついていたが、落ち着いてブレードワークをキープしようという感じがあった。
俺自身はとにかく落ち着いて粘り強いレースをして欲しかったからずーっと艇差と、リラックス、ブレードワークのキープを大声で叫び続けた。ずーっと聞こえていたらしいが、少しでも力になっていたなら嬉しい。
で、だんだんトヨタが落ちてきて後は日体というところで1450あたりで日体の艇がスパート?に合わせてはね始めた。そういう2000レースの数少ないチャンスをものにして、しっかりとスパートを決められたのが最高のレースだったと思う。このスパートももし俺の声が少しでも手助けできていたならこんなに嬉しいことはない。

平山とも話したが、加藤整調にしといてよかったなぁとすごい思えるレースだった。本当に尊敬できる奴だ。あいつがいて本当によかった、と思ったことはこの一年で何回もあったが、今日はその中でも別格だった。

だからこそ、だが、やっぱり悔しいなぁ…すげー嬉しい分、そこに自分がいないのがすげー悔しい。無し艇だから当たり前なんだけど…
加藤が「俺のベストレースだった。」って言っていたけれど、本音を言えば、やっぱり自分が乗っていたエイトでそう言わせたかった。まぁそれ以上に嬉しいからいいんだけどな。
やっぱり、俺はもっかいCOXとしてレースしたい。そして、勝てるレースをしたい。胸を張って、勝利を喜べるレースをしたい。今日一回だけウォーターマンして、スタートのあの景色を、あの高さで見てしまったから、なおさらだ。

夜:学連寿司
楽しかった。吐きそうだ。