2/26(金)

EM:
4+のはずだったのだがメンバーの一人が体調不良で出せず。楽しみにしていただけに残念だ…そういうわけで陸にいた。伴チャとVideo。

チームのCrewに対しては課題と思われるところを上がってきてからはっきりと伝えた。言葉は選んだがほとんど遠慮はなし。実際にビデオもとってあったのであのレヴェルの人たちなら簡単に納得できたと思う。小手先の技術でまとまったRowingはしたくない。

で、陸にいて感じたのは「日本のボートはレヴェルが恐ろしく低い。」ということ。というか違和感に近い。「なんか変だぞ?このコースで行われているRowingは。」って感じ。もちろんチームもそうだし、他団体も全部そう。当然中には「あぁ、こりゃはえーや。」ってシングルもいたわけだが。まぁさっきの一言で片付けるだけならただの優越感に浸った批評家に終わってしまうのでしっかりと自分の中で何をしなければいけないのかを整理していきたい。

めちゃくちゃ気になったのが次の二点。「コンタクトがめちゃくちゃたるい(=エントリー入ってない/キャッチがめちゃめちゃ遅い)」「強い力を生める姿勢で漕いでる人がほとんどいない」。

やらわかくエントリー。ソフトタッチ。全然構わないんだが、明らかにコンタクトが遅いので水平方向に力をかけ始めるのがとにかく遅い。抉るように入っていってかき混ぜるようにオールがでてくる。だから全然艇を押してない。ネガティブ減らす以上に加えるべき力が加えられてない。とりあえずキャッチなんて激しくてもいいんじゃないのか?誤解を生むような表現ではあるけれど…

艇を進めよう!って、そりゃ当たり前なんだが、そもそもその姿勢で力が強い力が産めるのか?ってことも感じた。そりゃーウェイトリフティングだって重いもの上に持ち上げりゃいいんだけど、そのために姿勢を無視していいわけじゃないだろう。まぁ出力に対する時間や連続性が違うから適切な比喩とは思わないけども。田立さんの言葉だけど、「艇も人も主。」どっちが主、とかじゃないと思う。大体重量的に絶対的に艇に対して勝っている物が艇に対して従に動けるわけが無い。艇を早く動かしたものが勝ちだけど、そのためには絶対的な出力が必要。それをいかに伝えるかがテクニックなわけで。その土台を無視したテクニックなんて存在するのか…?

と、まぁ、あくまで自分にとっては衝撃的なまでに感じたことだったわけだが、言葉にしてしまえば今までどおりのような気もする。「下を長く」で強く長く艇を押す。そのための「早くて強い準備」であり、「体幹でボディをしっかり支える」。その結果「正確なコンタクトから水平方向への一気の加速」。うん。実に当たり前だ。

ただ、自分の中では明らかにRowingに対する感覚が変わっているし、とにかく2000mを最速で漕げる漕ぎを目指したい。なんか目がなれて腐ってきちゃったなぁ、と思ったら今日の感覚を積極的に見返していこう。

AM:Bike(戸田→自宅)
そろそろチャリで減量始めた感じ。頑張りますか。