全日本選手権最終日

だいぶ書くのが遅れて月曜日の深夜に。

EM:
4*/3km
いつもどおりの感じで。FBに回って力が抜けたのがよかったのか、今まで見てきた中では最高の漕ぎをしていたように思う。

Race:

4*:7位
2Qの落ちというインカレエイトからの課題が変わらずに出て、負けてしまった。スタートですっとでることができたにも関らず、400付近で急にこちらが鈍り、後はズルズル。初日のような粘り強いレースもできず、実力差以上に(そういうことがありえるのかは分からないが)負けてしまった。
俺自身の練習でのレートへの甘さが、こういう結果を導いてしまったのかもしれない。というか、間違いなく一因だ。
ボートに「〜〜が一番大事」は無いと思う。レートも出さなきゃいけない、強さ、長さも必要、ファイナル、キャッチもどちらかだけではだめ、エルゴ、テクニック…etc。
自分が一杯一杯のときは、何か一つのことに縛られがちになってしまい、視野が狭くなる。こういうことの無いようなCOXになりたい。

2-:銀メダル
4+:銅メダル

すばらしいことだと思う。
が、正直に言って、嬉しいという気持ちと同等かそれ以上に悔しいと思った。相変わらずちっちゃい人間だ。
特に2-についてはすばらしかったと思う。インカレで出ていた課題をある程度修正することに成功しての全日本、そしてこの結果。ファイナルポジションをメインに言っていたが、よくこの短期間であれほど成長したと思う。

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さて、一応引退ということになったわけで。この日を境に自分は現役部員ではなくなり、副将でもなくなったわけだ。
自分が続けるのかどうか、コーチとして関るのかどうか、決めねばならない。

俺は自分が乗ってないクルーが活躍するのが心から喜べない小さい人間だから、コーチしないほうがいいんじゃないかと思ってしまう。
けーたさんは、本当に凄い。でかい。もし、コーチが心から勝利を喜べない人間なら、きっとそのチームは勝てないだろうと思う。もしかしたら、コーチという立場に立てば全然変わるのかもしれない。でも、とりあえず今は、自分がそうなれるかどうかはよく分からない。
それに、コーチをやるとして、何をすればいいのかよくわからない。現役には何を求めるのか提示してくれと伝えてあるが、自分に何ができるんだろう。自分的には、漕ぎがどうとか、そういうことよりも、一年間やってきたのは、「一流の常識」みたいなものをチームに持ち込もうとしてきたと思ってる。そう思われてなかったらちょっと悲しいけど、まぁそんなもんかもな。
だから、これからのチームをあいつらが作っていく以上、俺がそれをするべきではないのかもしれないし、よくわからん。
まぁ、考えるか、しばらく。

さて、で、続けるかどうかだが、とりあえず今は続ける方向で積極的に考えたい。
まぁ、全日本ナイトで、国宗に、「続けるんだろ？」って言われて、ロージャケ貰ってしまったからね。これはもう、続けるしかないね。せめてあいつに並んだと自分で思えるぐらいまでは。
加藤は、「中途半端はいや」と言っている。それもそのとおりだと思う。でも、こんな中途半端な、スタートに立てたところでやめるなんてへたれなことは、ちょっと俺は耐えられそうにない。メダルとって無いし。スタートの景色なんてみちゃったら、なおさらだ。
毎日毎日、しんどくてしんどくて、引退が楽しみだった。レースの終わりが楽しみだった。でもまぁ、終わると案外次に向けてがんばれたりしてきた。
どんなにつらくても、そんな感じでなんとかできるんじゃないかと思う。
現実的には、難しいことが一杯あるし、「やります」といって、「できませんでした」はやっちゃいけないと思う。
でも、やるだけやって、できなくなるまで、チャレンジしたいと思う。
まだ決断に時間はあるから、この気持ちを失わずに、自分のできる道を探って生きたい。