イメージの変革

1/29(木)

ムラさんのリギング講習。

その後、杉藤さんと色々とお話をした。

「一橋に足りないのは、リズムのイメージだと思いますよ。」

漕ぎを見るときに、右脳で見るだけじゃなくて、左脳で見る。らしい。

国艇にあったPerfect Rowingという写真を見た。結局は、とにかく開かずにLegを使って、最後にBodyとArmだ。ということなんだけれど。

それを理論だけで見ているのではなく、リズムとして捉えろってことらしい。
「一橋は全体として(川野を見て、最近ポンドを見ていただけで全体を話すのは危険だと思う、と杉藤さんらしい前置きこそあったけれど)ハンズセットの準備がゆっくりで、前は開きながらレッグがとにかく遅い。そういうリズムの見方を(常識を)一回ガラッと変える必要があるんじゃないかな。」
とのこと。

さらに、「部内の上手い人(極端な話加藤)の漕ぎしか見てなくて、部内で完結している。だから、そのリズムの違いというものに気づけない。まぁ回りにそういう人がいない(戸田全体として)状況下で、それに気づくのは難しいと思うけどね。」
と。

「僕のイメージとしては、川野は三回漕いだら忘れる人なんですよ」
「僕はそういうイメージは受けなかったなぁ。まぁいつもと違う環境で漕いでたからかもしれないけど。原因はフォワード中に休めないっていうところにあるんじゃないかな。」

「僕だったら、チャボとレッグオンリーをやらせます。杉藤さんならどうですか?」
「僕もほとんど変わらないと思うよ。でも、違うとしたらどれくらいシビアにやるかじゃないかな。エイトだったらそれはそれで難しいけど、シングルだったらかなり徹底的に出来るよね。なんていうんだろう・・・」

「はい、ハッキリ言ってしまえば、僕の中にあいつに対する諦めがあるんだと思います。」
「そうだね。どれくらい、教える側も、教えられる側も、辛抱強く、信じてできるかだね。」

「ところで、僕はコックスとして、どこまでやればいいのかっていつも悩んでるんですよ。求めすぎるとそれはそれで・・・」
「そこに悩むのがコックスの仕事ですよ(笑)一回学年で話してみればいいんじゃないかな。部内にお父さんとお母さんが必要って言うか。後輩に嫌われるかもしれないけど、それは君が嫌いだからいってるんじゃないのよって言ってあげるお母さんが必要。」


強くて早いレッグのために、とにかく早い準備をする。
これが必要・・・?

徹底的に。