スペイン遠征8日目〜LeanderRowingClub~

深夜に到着してLeanderRowingClubで一泊。今まで止まったことのあるどのHotelよりもすばらしい施設だった。
まずロビーに飾ってある所属メンバーの戦歴で感動した。ロビーから2階に上がる廊下にはHenlyRoyalRegattaの写真とBeijingOlympicの写真が所狭しとならんでいた。それを見ると本当にGreatBritainの代表選手の半分ぐらいがLeander所属のようだった。「ボートは紳士のスポーツ」と、昔から聞いてはいたが、それを身をもって知った。

で、朝には艇を借りてテムズ川で漕ぐ事ができた。当初の予定通り8+とW2*とM2*。のみならずM2*をもう一杯借りて、(土川/野村)(池田/野村)のダブルもせっかくなので漕がせて頂いた。流れがすごいコースだったが、まぁとにかく楽しかった。お世話してくれたコーチの人は1985〜86年のGBのヘッドコーチだったらしい。すげぇクラブがあるもんだ。

その後ETONのボートコースを見学に。特に何をしたわけでもないが、とにかくすごい設備とコースだった。あんな世界選手権を開けるコースを大学が所有しているということが本当に信じられない。やはり日本とはRowingを取り巻く環境が何もかも違う。体格でさえ勝てないのにこれじゃあねぇ…と、思わざるを得なかった。

で、結局これを書いてるのは深夜でなぜかParisのHotel。AirFranceの成田行きがオーバーブッキングだったとかで一泊Parisに止まって翌朝の便で帰ると800ユーロ貰えた。そんなわけで今Franceに上陸中。本当にわけのわからん遠征になっとる。まぁCOXに必要なタフさが磨けてとてもうれしい限りだ。しかも今回はお金が手に入る。ラッキーだ。予定よりも帰国が遅れているが、まぁこういう経験をできるのも今ぐらいだしよしとしよう。休んでる分は帰ってからのパフォーマンスで返すしかない。この経験を十分活かして最高のパフォーマンスを出して行きたい。