全日本新人選手権最終日

EM:4km
気合はでていたが、少し硬くなってつながりきれなかった感じがあるか。正確に正確に。
いつもどおりに、いつもの自分を超えて欲しい。

Race:
クルー 500m 1000m 1500m 2000m Rank Qualify
中央大学 01:29.12 03:02.26 04:38.04 06:09.94 4
一橋大学 01:26.15 02:56.95 04:30.99 06:03.10 2
仙台大学 01:27.28 03:00.06 04:33.20 06:02.89 1
明治大学 01:28.18 02:58.84 04:32.90 06:06.78 3

翌朝かいてます。頭痛い。

結果は仙台に指されての2位。
敗因は色々ある。下に書いてある通りのヘボコーチ。やはりまだ経験の浅い、本能的な瞬発力の薄いCOX。覚悟を決めてもそれを艇に伝えきれない未熟なテクニック。想像の域を超えて、妄想の域で行なわれる未熟なメンタルトレーニング。いくらでもあげられるし、後悔しようと思えばいくらでも自分のせいにできる。でも、明日に繋がらないことに時間を割いても仕方がないから、それはやめで。

レース後に阿部さんに自分が伝えてきたことを話したら「いいじゃないですか。そうするしかなかったんじゃないですか?」と言われたが…まぁそれもその通りだと思う。が、次に生かすべき課題は見えてくる。
怖がらずにスパートしさえすれば、恐らくスタートから1000までに3/4艇身ぐらいはでれるだろうと予想していて、その時点で明治と中央がついてこれていてもそこは問題ないと思っていた。が、そこから1500までに離しきれなければ仙台はやばいだろうなぁと前日ずーっと考えていただけに、レースMTGで何を伝えるかは悩んでいた。
で、結局自分達のベストレースをするということを伝えた。つまり勝負どころを前半の二回だと伝え、怖いなーと思っていた1450〜1550ぐらいの間に関しては、レースの後半に意識を持ってしまいベストレースができないという最悪の事態を恐れて何も言わなかった。

で、結局そこでやられてしまった。伴走してて1000以降は明治と中央には目もくれてなかったわけだが、仙台怖いなやばいなと思い続けて1400ぐらいでやられたかなーと感じてしまった。たぶん阿部さんや野村さんは自分よりも早くこういうのを感じていて、よーへいは俺より遅く感じたんだろう。そこが勝負の分かれ目だったんだと思うが、だからといってよーへいを攻めることはできないと思うし、自分でも乗ってたらできた自信なんてない。

結局のところ、インカレで感じていて俺がクルーに意識付けしてきたことは「FAで勝負をするための課題」であって、「FAで優勝するための課題」じゃなかったってことだ。だからといって、それを言っていたら勝てたのかといわれると、阿部さんにも言われたとおりやはり見えていたとしても同じ選択をしたんじゃないかとは思う。まだそのレベルに達していなかった。実際によーへいは前日のメンタルで1500のことを言っていたわけだが、前日に意識したってできるわけもない。し、もし全員が強烈に意識したならマイナス要素だったと思う。まぁ俺でも言ったかなぁ…?怖がって言ってたかなぁ…

普段から勝負するための課題を克服する練習をし続けられたクルーだけが、次のステップに踏み込んでも耐えられるんじゃないだろうか。つまり、それを身体で覚えた連中がそれを活かしたトレーニングを続けたときに初めて大舞台で「相手との勝負」をたのしめるんじゃないのかな。
もちろんそれは上の敗因で書いたすべてのことに当てはまると思う。やはり「何か」が足りないんじゃない。「全部」足りないんだ。

まぁ今回唯一自分を褒めるとすれば、インカレで感じた課題で「伝えなきゃ」と思っていたことは様々な幸福要因はあったにしろ、九割方達成させてあげられたことか。
強いCOXになって、それをあいつらの勝負の年にコーチとして活かしてあげたいと思った。

夜:学年?飲み
一個上とうちの学年と合同で。最初は普通に飲んでたわけだが、中塚さんからの電話の後なんとなく溜まってたボート関係のあれやこれや、それ以外のあれやこれもこみ上げてきてだいぶ飲みすぎた。っちゅーか酒弱すぎないか?俺。頭いたー。数少ないロンTが血でカピカピなのもいただけないなぁ…
ご迷惑をお掛けした皆々様にはすいませんでした。ごめんなさい。でもまたやります。たぶん。